天竜 横山 【4006】

天竜川筋の集落の奥にひっそりと守られてきた茶園があります。そこでは静印雑131ややぶきたをはじめ、昭和初期以降に育成されたクラシカルな茶種たちが今も現役で収穫されています。
その中に静岡県茶業試験場(当時)で1950年代に育成され未登録のまま終わった茶種「4006」があります。
先代から譲り受けた茶園で、生産者の方も4006の来歴はよく分からない、とのこと。
静岡県の茶業研究センターでも当時の資料は現時点ではほぼ見つからない、ということでした。

このような希少な茶種ですが、樹齢50年を超えた現在でも収量も多く、色味もよいということで抜根せずに管理し続けているそうです。

天竜茶らしい骨太な味わいで、松葉の香りに通じるスッと抜ける香りも持ち合わせています。
作り手の高い技術により雑味を感じることなくこの茶種の特徴でもあるキレのある苦味を楽しめます。


山間地のお茶は時間経過とともに渋みが抑えられ味に深みが増す【後熟】が顕著になります。 新茶とは異なる熟成による香味の変化もお楽しみいただければ幸いです。

茶種:4006
来歴:未詳。静岡県農事試験場茶業部(当時)が昭和に育成した茶種。品種未登録。
   
生産者:平賀 義行
生産地:静岡県 浜松市 天竜区 横山町
標高:約180m
土壌:緑泥片岩礫質
栽培:畝仕立て(樹齢 50年以上)
農法:低農薬 慣行栽培
摘採:可搬型摘採機(1芯3〜4葉) 年間摘採回数1回
製法:煎茶[蒸し度:普通(標準)]
製茶ライン:60kgライン
製茶期間:2024年5月2日

     

※ 未記入の箇所は、分かり次第更新していく予定です。
 
100g (お徳用)40g(標準)5g(お試し用)
型番 0160-24
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販売価格
600円(税込648円)
購入数
内容量
100g (お徳用)40g(標準)5g(お試し用)