全手工 伝統蒙頂黄芽


黄茶は殺青または揉捻後の茶葉に熱がある状態で堆積し、湿熱作用によって黄変させていく悶黄という工程を経て作られます。中国国内でも生産地が限られ四川省、湖南省、安徽省などが主な産地です。
製茶工程が複雑で手間も時間も要する黄茶は年々中国でも生産量が減っている貴重なお茶です。
『黄芽』の文字はすでに唐代から見られ、すでにこの時代から皇帝献上茶であった四川省の蒙頂山の蒙頂黄芽も非常に歴史の古いお茶として知られています。

標高1100mの高海抜のエリアの樹齢40年以上経た実生在来種の芯芽のみを使い、悶黄の工程を経て摘採から10日以上かけてできた稀少なお茶です。
少量ずつ手すき紙にくるみ悶黄する作業は時間も手間もかかる製茶工程なので、現在は四川省でもこの伝統的な製法でつくる黄茶はとても生産量が少なくなりました。
仕上げまでに4回行う烘焙作業ごとに破砕茶を振るい落とすので、歩留まりは悪いですが雑味のない非常にクリアなのど越しに仕上がっています。
喉越しの滑らかさと茶水の力強さ、余韻の長さは別格です。
春の出来立てからまもない時期はほんのりと香ばしい仕上げの火の甘さもありますが、月日と共に落ち着き、芳醇さと深みが増していきます。




製法:黄茶

生産地:中国 四川省 雅安市 名山区 蒙頂山
      

製茶年度:2025年3月23日

茶種:群体種


※ 茶葉の画像は、撮影条件により実際と多少色味が異なる場合がございます。



25g  (WEB限定 お徳用)10g  (標準)2.5g  (お試し)
型番 0201-25
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1,800円(税込1,944円)
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