明前 緑毛峰


峨眉山周辺は蒙頂山周辺と同様に古くから続く四川省のお茶の一大産地です。
峨眉山は道教に加え仏教の聖地としても名を馳せており、仏教と共に人々に伝えられました。
山内では今も僧侶たち自ら栽培から製茶までを手掛けています。

こちらのお茶は、峨眉山の北側に連なる黒笣山の標高1000mほどの山中で作られています。
緑毛峰は一芯一葉の摘採で作られる緑茶で、ジャスミン茶のベースにもよく使われています。
外観の形状が産毛が少なく色味のトーンも暗いため、一芯芽のお茶や白葉種等のような高級緑茶の仲間入りはできませんが、樹齢70〜80年の深みと余韻がしっかりと味わえるお茶です。

一芯のみだと味が淡すぎてわかりづらいという方にも一芯一葉摘みのお茶は味に厚みがあり馴染みやすく、中国の釜炒り緑茶の特徴の一つでもある栗のような香ばしい甘い香りがあります。
日常的に飲むお茶としても飽きの来ない香味です。

※芯芽を中心に使う中国緑茶は味わい自体は淡く余韻を楽しむものが多いので、その特性を引き出すためにカルキ臭のしない水、適度な硬度(飲む方のお好みや硬度以外のミネラルバランスにもよりますがおおむね硬度50〜80程度)の水をお勧めします。


製法:緑茶

生産地:中国 四川省 峨眉山市 黒笣山
      

製茶年度:2025年3月20日

茶種:群体種(古くからこの辺りで栽培されている小葉種の実生在来)

※ 茶葉の画像は、撮影条件により実際と多少色味が異なる場合がございます。



25g (WEB限定 お徳用)10g (標準)2.5g (お試し)
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450円(税込486円)
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