極上 明前 霍山黄芽


黄茶は中国国内でも生産地が限られ四川省、湖南省、安徽省などが主な産地で、殺青または揉捻後の茶葉に熱がある状態で堆積し、湿熱作用によって黄変させていく悶黄という工程を経て作られます。
霍山黄芽は明代にはすでに文献にも記録が残っているほど歴史のあるお茶ですが、一時期は生産が途絶え1970年初に復活した黄茶です。

霍山県の黄茶は悶黄工程の際は布を使い覆うようにして湿度と温度を管理します。
製茶工程が複雑で手間も時間も要する黄茶の生産量は少ないものの、一定数の愛好者が求めてやまないお茶です。
中国国内では悶黄1回に留めた緑茶に通じる冴えた色味の外観が好まれる傾向がありますが、今季のロットは悶黄工程を3回経たものになります。
“老工芸”と呼ばれる昔ながらの製法の黄茶は爽やかさとは対極の芳醇な奥行きのある香味です。
烘干のほんのりとした豆香の奥に瑞々しさを失っていない果香が感じられます。

標高650m以上の地域で育った極小の一芯一葉を使い各工程を丁寧に仕上げた黄茶です。


※芯芽を中心に使う中国黄茶は味わい自体は淡く余韻を楽しむものが多いので、その特性を引き出すためにカルキ臭のしない水、適度な硬度(飲む方のお好みや硬度以外のミネラルバランスにもよりますがおおむね硬度50〜80程度)の水をお勧めします。




製法:黄茶

生産地:中国 安徽省 六安市 霍山県

製茶年度:2025年3月30日

茶種:群体種(古くからこの地域で栽培されている実生在来種)


※ 茶葉の画像は、撮影条件により実際と多少色味が異なる場合がございます。



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