桐木烏龍 金毛猴 


 福建省武夷山市星村鎮桐木村は『世界紅茶的始祖』として、中国国内でも一目置かれている土地です。
現在は国家自然保護区に指定され希少生物・植物の宝庫として保護されており、関係者以外の立ち入りは大きく制限されています。
 正岩茶の産地である武夷山風景区から50〜60キロほど離れた江西省境に近い標高800〜1400メートルのこの桐木村の山中では紅茶の生産が主でしたが、肉桂や水仙など烏龍品種の栽培もされており、近年は烏龍茶の生産も徐々に増えてきています。

このロットの生産者は桐木村で生まれ育つも、先祖代々作ってきた紅茶だけでなく緑茶・白茶・烏龍茶の製法も習得し、長年にわたり武夷山風景区内外で烏龍茶を作っていましたが、近年は桐木村内の原料でも作り始めました。
標高が高く平らな土地のほとんどない岩山の中で作られるお茶は岩茶と同じ製法といえど、桐木村の気候環境や土壌によって生まれる独特の韻やミネラル感を感じます。
正岩茶や半岩茶の地域には属さないので、岩茶の名称以外に中国では“小気候”と呼ばれる桐木村ならではの烏龍茶という意味合いで『桐木烏龍』とも呼ばれ、このお茶の生産者もその呼称を用いています。

金毛猴は現在では生産量は非常に少ないものの、古くからある歴史名叢です。
油分のある濃厚な花果香は焙煎香とも相性がよく、飲んだ後も続く重厚感を感じます。



生産地:中国 福建省 武夷山市
    星村鎮 桐木村

製茶年度:2023年

分類:烏龍茶(青茶)


焙煎度:中軽火 (焙煎回数 3回)
   

※ 茶葉の画像は、撮影条件により実際と多少色味が異なる場合がございます。



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