窯変 焼締 袋平急須




常滑焼の急須作家の中でも、特に人気の高い水野陽景さん。現在は、予約注文の急須制作に忙しく、注文してもなかなか納品されないほどです。

今回の陽景さんの焼締(やきしめ)の急須は、いわゆる一番ポピュラーな定番(代表作?)になります。

原料の粘土は、常滑の山土の粘土に信楽の土を8:2の割合で強度と軽さと風合いを出しています。この粘土自体は陽景さんのオリジナルで、信楽の土は自ら水簸(すいひ)し、その後常滑の土とブレンドしています。


こちらの急須は、まれに窯変の焼成時に、おがくずが急須にのりそのまま焼かれることで、墨を滲ませたような景色が出ることがあります。
おそらく、2〜3割ほど出現するのですが、焼きムラというにはあまりにかわいそうなくらい、一つの味(個性)として理解いただきたく思っています。

軽くて、扱いやすくて、蓋の密閉性も驚くほど精密に合わさっているので、うちでも日常用に使っているのですが、むしろこのムラが使い込むうちにいとおしく感じてくるのです。
型番 you20-ky02
定価 15,000円(税込16,500円)
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